こんにちは、はなえみ歯科です
ゴールデンウイークも終わり、連日気温が高く夏日が続いていますが、体調は大丈夫でしょうか?
熱中症には、くれぐれも気をつけてくださいね🌞
今日は、食いしばり・噛みしめとの関係のある歯列接触癖についてお話ししたいと思います。
歯列接触癖とは、口腔内の問題につながる癖のようなものです。
みなさんは、何もしていない時、歯と歯はどの様な状態でしょうか❓
食事や飲み込む時、発音する時、歯と歯は接触しますが、何もしていない時は接触していないことが普通なのです。
1日24時間のうち、接触時間は15~20分程度といわれています。
しかし、緊張する場面やゲーム、スマホ、パソコンなどうつむきで作業をする場合、車の運転など、歯が接触している状態になります。
接触状態が繰り返し続いたり、長時間続くと脳がその状態に慣れてしまい接触している事が、普通になってしまうのです。
短時間ならば、問題になりませんが、1日20分程の時間しか接触していないはずの歯が、長時間接触していれば筋や顎関節、口の中の異常として感じられ、癖のようになってしまいます。
食いしばりや噛みしめは、強い力ですが、歯列接触癖は弱い力で長時間に渡って行われます。
〈起こる可能性のある症状〉
知覚過敏
原因不明の歯痛
歯周病の悪化
舌、頬粘膜の誤咬
歯の破折
詰め物などの脱離
*上記以外にもいろいろな症状が出てくる可能性があります。
勘違いしてはいけない事は、歯と歯が接触する事が悪い事ではありません。
何もしていない時に、長時間接触していることが良くない事なのです。😥
無意識にしている事なので、まずは自分が何もしていない時に歯と歯が接触している事に気づく事が大切です。
気づいたら離すを心がける事でコントロールができていくと思います。✨
ぜひ、日常生活の中で気を付けてみてください。😄